ドイツで「⽩い⾦」と称され、愛されているシュパーゲル（白アスパラガス）。4月中旬からレストランメニューに登場しはじめ、6⽉24⽇の聖ヨハネの⽇までしか⾷べることのできない春限定の旬野菜です。
ドイツのシュパーゲルは、⽇本で⾒かける緑のアスパラガスより⻑さも太さも⼀回り⼤きく、野菜の王様とも呼ばれます。
茹でたシュパーゲルにオランデーズソースやバターソースをかけ、⾁やジャガイモを添えるのが代表的な食べ方。その他、クリーミーなシュパーゲルのスープも味わい豊かです。
どこで味わえる？
シュパーゲルの産地はドイツ各地にありますが、南⻄ドイツのシュヴェッツィンゲン、ベルリン郊外のベーリッツ、ハノーファー郊外のニーンブルクなどが有名です。こうした地域では「シュパーゲル・フェスティバル」も開かれ、期間中、人々はシュパーゲルの季節を迎えた喜びにひたります。また、産地をつなぐ「シュパーゲル街道」もあり、美食の旅にうってつけです。