スペインを代表する料理パエリア。家族そろって過ごす日曜日のランチの定番とも言われ、米の炊き上がり方など、それぞれの家庭によって好みのレシピがあります。
パエリアの発祥地はバレンシアで海鮮パエリアのイメージが強いですが、もともとのバレンシア風パエリアと言えば、ウサギ肉やサヤエンドウなど、農民が手に入れやすい食材を使った料理でした。農作業の合間に作って食べたと言われています。

どこで味わえる?
バレンシア市郊外のラ・アルブフェラ湖周辺はスペインでも指折りの米どころ。
隣接するエル・パルマール(El Palmar)は、パエリア専門店で有名な村なので、ぜひ足を運んで本場の味をお試しください。
ラ・アルブフェラ湖はラムサール条約に登録され、欧州の鳥類特別保護区(ZEPA)にも指定された自然豊かなスポット。夕日の美しさも有名なので、観光にもオススメです。
また近くのスエカ村では、毎年国際パエリアコンクールが行われており、例年日本からもシェフが参加しています。
ちなみに9月20日は、「世界パエリアの日」。日本でもパエリアコンクールが行われるなどしていますので、こちらにもご注目を!