カタプラーナ(Cataplana)は、主にポルトガル南部のアルガルヴェ地方で伝統的に使用されている鍋の名前で、その調理法や料理名でもあります。貝殻のような形の2枚合わせのカタプラーナ鍋を使うことでエビやアサリなど魚介の香りを閉じ込め、旨みを凝縮。風味豊かに仕上げます。アルガルヴェ地方の特産であり、“塩のクリーム”と呼ばれる高品質な塩、フロール・デ・サルで味を整えれば美味しさもひときわです。
どこで味わえる?
ポルトガル南部に位置するアルガルヴェ地方は、ハマグリや牡蠣など獲れたての新鮮魚介を中心としたグルメが豊富。オリョンやファロで夏に開催されるシーフード・フェスティバルでは、カタプラーナ・デ・マリスコをはじめ、多彩な魚介料理が味わえます。