「串」を意味するカラマキ(kalamaki)とも呼ばれるスヴラキ(Souvlaki)は、ギリシャで人気の屋台料理。豚肉、鶏肉、ラム肉などの小さな肉を串に刺して焼いたものです。
見た目は日本の焼き鳥と似ていますが、オリーブオイル、レモン汁、ニンニク、オレガノなどのハーブを混ぜたソースに漬け込まれており、香ばしい風味が楽しめます。
焼きたてにかぶりつくのが王道ですが、パンと一緒に提供されることもあり、ピタで包めば食べごたえ満点のスナックに。ギリシャヨーグルトのソースと絡めたサラダとカラマキを、ピタに挟んで食べると絶品の味わいで、ギリシャワインもすすみます。
どこで味わえる?
ギリシャで最も有名なストリートフードであるスヴラキは、ギリシャ各地で味わえますが、特に絶品のスヴラキで知られるのが中央ギリシャの小都市リヴァディア。
デルフィの神託とつながりがあったとされるトロフォニオスの神託所があり、かつて世界の中心と考えられていた古代の聖地デルフィや、中世ビザンティン建築と芸術の傑作であるオシオス・ルカス修道院への観光にも便利な街です。