ニースの郷土料理
対象エリア: ニース・プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方

©OTM NCA J.Kelagopia
南仏に位置するニースは、ニース風サラダやラタトゥイユ(ナス、ズッキーニ、ピーマンなどの煮込み料理)、ソッカ(ひよこ豆のクレープ)、ピサラディエール(薄焼きのピザでオニオンタルトのような料理)といった伝統料理で知られる海辺の街です。

ピサラディエール / ラタトゥイユ ©OTM NCA J.Kelagopia
ニース市内と近郊エリアにて、伝統料理を今も変わらずに提供しているレストランには、「ニースの伝統料理店」のラベルが交付されています。このラベルが制定されたのは1998年。世界で愛されているニース発祥の伝統料理のアイデンティティを再評価し、本物のレシピを後世に伝えていきたいという強い思いから作られました。
当初は「カプリ―ナ・ドール」という料理研究家や知識人の集まりから発起したものですが、2014年からはニース観光局がそのブランディングや交付を行っています。
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初年度はニース市内の17軒のレストランのみに公布されていたラベル。現在ではニース市内にとどまらず、隣接するヴィルフランシュ・シュール・メール(Villefranche sur Mer)や、印象派の画家ルノワールが晩年を過ごしたカーニュ・シュール・メール(Cagnes sur Mer)などのレストランも含まれ、交付された店舗数も31軒に増えました。
各店舗の詳細情報はニース観光局のHP内に設置された「Cuisine Nissarde (ニースの伝統料理店)」のページ内でご確認ください。