バルバジュアンは、モナコ名物の揚げラビオリ。小麦粉で作った皮で具材を包み、油で揚げた餃子のようなメニューで、モナコの数少ない郷土料理であり、国民食でもあります。
具材には、ほうれん草やスイスチャードといった野菜と、リコッタチーズやパルメザンチーズが使われるのが一般的です。
どこで味わえる?
モナコ・ヴィル(お土産品店が沢山並んだ旧市街)などで、散策をしながら楽しめるフィンガーフードであり、一方でミシュランの星付きレストランで洗練された一品として提供されることもあるバルバジュアン。モナコのどこででも幅広く出会えるメニューです。
モナコ・ヴィルのあるロシェ地区は、古い街並みや美しい景色が魅力的なエリア。
モナコ随一の名所「モナコ大公宮殿」、海洋生物学や海洋探検に関する展示を行う「モナコ海洋博物館」、そして1800年にオノレ5世治世下にて整備された「サン・マルタン庭園」などのスポットをめぐった後は、ロンドンの「ノッティング・ヒル」を彷彿とさせるするカラフルな街並みを散策しながら、バルバジュアンを頬張ってみては?